【名城大学・女子駅伝部】雨中の熱戦、3位でフィニッシュ 王座奪還ならず

女子駅伝部は10月26日(日)、宮城県仙台市で開催された第43回全日本大学女子駅伝対校選手権大会に出場し、2時間03分50秒で3位となりました。
大会は弘進ゴムアスリートパーク仙台(仙台市陸上競技場)を発着とする6区間38.0kmのコースで行われ、オープン参加を含む26チームが日本一を競いました。

1区(6.6km)は細見芽生選手(人間学部1年)が務めました。6位までが区間記録を更新するハイレベルのなか、21分29秒の8位で次の走者へタスキを渡しました。先頭の城西大学と36秒差の幕開けとなりました。

2区から4区までは最上級生が担当。この3区間が勝負のカギを握ると考えたオーダーで臨みました。
最短4.0kmの2区は大河原萌花選手(法学部4年)が大学で初めての全国駅伝出走。区間2位(12分50秒)の力走で、順位を2つ上げて6位でタスキをつなぎます。

5.8kmの3区は主将の米澤奈々香選手(人間学部4年)が担いました。従来の区間記録を上回る18分26秒の区間2位で、順位を2つ上げて4位で中継しました。
4区(4.8km)では石松愛朱加選手(人間学部4年)が16分00秒の区間3位。1つ順位を上げ、4区終了時点は3位で、レースは後半へ突入しました。

最長9.2km の5区は各校のエースが集まる重要区間。橋本和叶選手(法学部1年)がルーキーながらここを担いました。この区間では大東文化大学のケニア人留学生が先頭を奪取。2位東北福祉大学、3位城西大学に続く4位で最終ランナーへタスキを渡しました。橋本選手は区間5位で、記録は30分21秒でした。

6区(7.6km)は初出走の村岡美玖選手(法学部3年)。従来の区間記録を上回る24分44秒の区間2位の力走で、1つ順位を上げて3位でフィニッシュしました。
優勝は最終区間で逆転した城西大学で、2時間03分28秒の大会新記録。2位は大東文化大学で記録は2時間03分44秒でした。
本年も沿道やパブリックビューイングで、たくさんの応援をありがとうございました。2年ぶりの優勝を目指して臨みましたが、トップには22秒及びませんでした。
12月30日に開催される富士山女子駅伝で、もう一度日本一にチャレンジし、必ず成し遂げたいと思います。引き続き、みなさまからの温かいご声援をどうかよろしくお願いいたします。
第43回全日本大学女子駅伝 本学の成績
<区間、選手名、個人タイム、個人順位、総合タイム、総合順位>
1区(6.6km) 細見 芽生(1年) 個人タイム:21分29秒 区間8位 総合タイム:21分29秒 総合8位
2区(4.0km) 大河原 萌花(4年) 個人タイム:12分50秒 区間2位 総合タイム:34分19秒 総合6位
3区(5.8km) 米澤 奈々香(4年) 個人タイム:18分26秒 区間2位 ★区間新 総合タイム:52分45秒 総合4位
4区(4.8km) 石松 愛朱加(4年) 個人タイム:16分00秒 区間3位 総合タイム:1時間08分45秒 総合3位
5区(9.2km) 橋本 和叶(1年) 個人タイム: 30分21秒 区間5位 総合タイム:1時間39分06秒 総合4位
6区(7.6km) 村岡 美玖(3年) 個人タイム: 24分44秒 区間2位 ★区間新 総合タイム:2時間03分50秒 総合3位
第43回全日本大学女子駅伝 入賞校
優勝 城西大学 2時間03分28秒 = 大会新記録
2位 大東文化大学 2時間03分44秒
3位 名城大学 2時間03分50秒
4位 東北福祉大学 2時間04分02秒
5位 立命館大学 2時間05分13秒
6位 大阪学院大学 2時間06分38秒
7位 筑波大学 2時間07分09秒
8位 福岡大学 2時間07分16秒
天白キャンパスではパブリックビューイングを開催
— 名城ホールに約130名が集まり、熱い応援 —
同日、天白キャンパス名城ホールでは全日本大学女子駅伝のパブリックビューイングが開催されました。会場には学生や教職員など約130名が集まり、スクリーンを通じて名城大学女子駅伝部の熱い走りに声援を送りました。


開場とともに、應援團吹奏楽部の演奏で会場は一気に盛り上がり、スタート前から熱気に包まれました。中継の合間には選手紹介や仙台からのライブ映像も上映され、現地の緊張感や選手たちの表情がリアルタイムで伝えられました。現地からの中継では、米田監督が次の区を走る選手に電話で指示を出すシーンもあり、観客は息をのんで見守りました。さらに当日は、女子駅伝部を支援してくださっているコメダからキッチンカーが駆けつけ、来場者はコメダのドリンクやスナックを手に取りながら、レースの展開を楽しみました。
終盤にはチアリーディング部が登場し、応援パフォーマンスで会場をさらに盛り上げました。最後は抽選会が行われ、女子駅伝部のサイン入りグッズがプレゼントされるなど、終始笑顔と歓声に包まれたイベントとなりました。
名城大学は、学生・教職員一体となって名城スポーツを応援するとともに、スポーツを通じて学内の交流と一体感を高める取り組みを今後も続けていきます。









