「ジオガシ旅行団」が株式会社化、地質の魅力を菓子で伝える全国協業プロジェクトを本格始動
地層や岩石を「ジオ菓子」で再現し、五感で学ぶ体験を提供。全国各地の「大地の物語」を掘り起こし、企業のCSR活動・STEAM教育プログラムとして共同展開へ。
ジオガシ旅行団(所在地:静岡県伊豆の国市、代表:鈴木美智子)は、「風景を切り取ってお菓子にする」をコンセプトに活動してきた。同団体は、2026年2月に株式会社として法人化し、全国の地質資源を「ジオ菓子®」として商品化する協働プロジェクトを本格始動します。このたび、起業を祝い支える記念すべき創設メンバー「0期団員」を、CAMPFIREで募っています。リターンはジオ菓子をはじめ、ジオ菓子ツアーや、全国30箇所以上で行った実績のある講演など。
https://camp-fire.jp/projects/888601
大地の物語を五感で味わう「ジオ菓子®」という新しい体験
近年、自然環境への関心の高まりやSDGsの推進に伴い、地域固有の地質・地形を観光資源として活用する「ジオパーク」の取り組みが世界的に注目されています。しかし、一般の人々にとって地質学は敷居が高く、その魅力が十分に伝わっていない現状があります。
ジオガシ旅行団は、この課題に対して「美味しく、可愛く、学べる」をコンセプトに、地層や岩石、化石など地球の地質活動をテーマにした体験型のお菓子「ジオ菓子®」を開発。地学の専門知識に基づき、地層の重なりや断層、柱状節理といった地質現象を見た目や食感で忠実に再現することで、五感を通じて大地の成り立ちを学ぶことができる新しい体験を提供しています。
「ジオ菓子®は単なる商品ではなく、『これ、何に見える?』という会話のきっかけとなり、地域の魅力を伝えるコミュニケーションツールとしての役割も担っています」と代表の鈴木氏は説明します。
「お菓子で大地を旅する」全国プロジェクトの展開

今回の株式会社化に伴い、ジオガシ旅行団は全国各地のジオパークや自治体、企業との協業を強化。その土地ならではの地質をテーマにした「ご当地ジオ菓子®」の開発を通じて、観光振興や地域活性化に貢献するプロジェクトを本格的に始動します。
具体的な活動としては、以下の3つの柱で展開していきます。
- 商品開発: 地域の地質資源をモチーフにしたオリジナルジオ菓子®の企画・開発・製造・販売
- 教育普及活動: ジオ菓子®を教材としたワークショップや講演会、地質ツアーの実施
- 地域連携: 全国のジオパークや地域と連携し、その土地の地質を生かした商品開発支援
体験を通じた学びの新たな形を提案

「ジオガシ旅行団が提供するのは、教科書では得られない体験型の学び。見て楽しみ、食べて学び、手触りで大地の成り立ちを感じる、STEAM教育の新しい形です」と鈴木代表。
実際、同団体がこれまで行ってきた「ジオガシキッチン教室」や「ジオ菓子ツアー」では、子どもから大人まで幅広い層が参加。料理と地学を組み合わせた体験を通じて、楽しみながら知的好奇心を満たす「大人の社会科見学」として好評を博しています。
今後は法人化によって活動基盤を強化し、全国の自治体や教育機関との連携を拡大。地域固有の地質資源を活用した体験プログラムの開発や、観光客向けの新しいお土産商品の展開など、地域活性化につながる取り組みを積極的に推進していく予定です。
会社概要
- 会社名:ジオガシ旅行団
- 所在地:静岡県伊豆の国市田原野466-6
- 代表者:鈴木美智子
- 事業内容:ジオ菓子®の企画・開発・製造・販売、ワークショップ・講演会・地質ツアーの実施
- 公式サイト:http://geogashi.com/



