待望の復刊！絵本のプロ書店員の推薦コメント多数　『はっぱみかん』10月31日(金)発売

2025-10-31 09:00

株式会社佼成出版社(東京都杉並区)は、2025年10月31日に、『はっぱみかん』(風木一人・作／山口マオ・絵)を復刊します。
https://books.kosei-shuppan.co.jp/book/b274844.html

書籍紹介

ぼくは「はっぱみかん」。
たくさんのみかんの中で、ぼくだけ、りっぱな葉っぱがついているんだ。どうだい、すてきでしょ？
いちばんきれいで、いちばん目立つ。だから当然、てっぺんに置いてもらわなきゃね。
おいおい、ただのみかんたち。しっかりぼくを引き立ててくれなきゃこまるよ。

そんなふうに、葉っぱがあることを自慢にしていた「はっぱみかん」ですが、ある日、大事な葉っぱをあっさり失ってしまい、大ショック！！でもその時、仲間のみかんが、大切なことを教えてくれるのです――。

誰もがきっと感じたことのある「特別な自分」へのあこがれと、「特別じゃない自分」を受け入れる切なさ。わがままな「はっぱみかん」ですが、なぜかにくめない存在に見えてくるかも……！？

「本当の自分らしさとは何だろう」と、考えさせてくれる絵本です。

本書の特色

◆今だから読んでほしい！多くのご要望により待望の復刊！
◆深いテーマをユーモラスに描いた、唯一無二の絵本！
◆帯には書店員さんからの推薦コメントを掲載！

絵本のプロ書店員さんから推薦コメント続々！

ナルシストなはっぱみかんがウザかわいい！クスッと笑えて最後は心温まる、親子で何度も声に出して読んでもらいたいお話です。
塩里依子(くまざわ書店西新井店)

ユーモアたっぷり、皮肉っぽくもありながら、こんな温かいメッセージが伝わる絵本、なかなか出会えません！
田雜麻紗子(谷島屋書店児童書バイヤー)

自分にもはっぱみかんだった時期があったはず…はっぱみかんの素直さやまっすぐさが羨ましい！大人にもおすすめの一冊。
網代朋美(紀伊國屋書店アリオ亀有店)

とくべつかどうかなんて、はっぱ1枚(紙一重)にすぎないもの。こだわり強めの“はっぱみかん”も、みんなと笑う“ただみかん”もだいすき！
武本佳奈絵(ちえの木の実)

著者紹介

★風木一人(カゼキカズヒト) 著／1968年、東京都生まれ。絵本の文章作家、翻訳家。主な作品に『たいようまつり』(イースト・プレス)、『はっぱみかん』(佼成出版社)、『ぷしゅ～』『おしゃれなのんのんさん』(岩崎書店)、『かいじゅうじまのなつやすみ』(ポプラ社)、『にっこりにこにこ』『わーらった』(講談社)などがある。『ながいながいへびのはなし』(小峰書店)はフランスと韓国でも翻訳出版。訳書に『とりとわたし』(あすなろ書房)がある。

★山口マオ(ヤマグチマオ) 絵／1958年、千葉県生まれ。イラストレーター、版画家。東京造形大学絵画科卒業。雑誌、広告、グッズ制作、絵本、挿絵など、幅広く活躍。主な絵本に、「わにわに」シリーズ(福音館書店)、『てのひらむかしばなし十二支のはじまり』(岩波書店)、『かにのしょうばい』『なりました』(ともに、鈴木出版)、『なんでもやのブラリ』(教育画劇)などがある。

本書の概要

書名　　　：はっぱみかん
発売日　　： 2025年10月31日
販売場所　：全国書店・インターネット書店
定価　　　： 1,650円(税込)(本体1,500円＋税)
体裁　　　： A4変形判／32ページ
ISBNコード： 978-4-333-02310-3
URL　　　： https://books.kosei-shuppan.co.jp/book/b274844.html