「伝える」がテーマ　万田発酵が映画『ペリリュー -楽園のゲルニカ-』とタイアップします

発酵技術で地球の健康も考える万田発酵が映画と初タイアップ

2025-11-11 10:30

万田発酵株式会社(代表取締役社長：松浦良紀、所在地：広島県尾道市因島)は、歴史と技術を伝えていくことをテーマに、12月5日全国公開となる映画『ペリリュー -楽園のゲルニカ-』とタイアップします。
映画の舞台ペリリュー島は、先の大戦で激戦地の一つとなりました。その犠牲の多さと過酷さから、ほとんど語られることのない「忘れられた戦い」とも言われた戦いで傷ついたペリリュー島は、80年の時が経ち、今もなお戦いの傷跡を残しつつも、かつてのような美しい緑を取り戻しています。

当社は、「人と地球の健康に貢献する」という企業理念のもと、江戸時代から代々受け継がれてきた酒造りの技術と知恵を活かした独自の発酵技術により、植物発酵食品「万田酵素」をはじめとする製品の開発に取り組んできました。人だけではなく地球にとっても健康的な未来を考えていくうえで、過去を振り返り歴史を知ること、先達によって磨かれてきた技術を受け継いでいくことは、私たちの使命でもあります。
今回のタイアップによって、多くの人が80年前の現実を知り、考え、それが人と地球の健康的な未来を想像してもらう一つの機会となること、さらに、そうしたムーブメントが人々の「伝える」チカラにより世代や国境を越えて広がっていくことを期待しています。

作品紹介

ペリリュー -楽園のゲルニカ-

太平洋戦争末期、1944年(昭和19年)9月。
南洋に浮かぶ小さな島・ペリリュー島は、その美しさから「楽園」と呼ばれていた。しかし、米軍4万人と日本軍1万人が激突する過酷な戦場へと姿を変える。
主人公は、漫画家を志す青年・田丸均。彼は日本兵としてこの島に送り込まれ、亡くなった仲間の最期を記録して遺族に伝える「功績係」を任される。戦友であり同期の上等兵・吉敷と出会い、地獄のような日々の中で友情を育みながら、「生きること」「戦うこと」の意味を模索していく。
終わりの見えない砲撃、飢えと渇き、仲間の死。次第に追い詰められた日本軍に残された道は、もはや“生き抜く”ことしかなかった。
1万人の兵のうち、生き残ったのはわずか34人。“楽園”は、“地獄”へと変貌していた。過酷で残酷な世界でなんとか懸命に生きようとした田丸と吉敷。若き兵士2人が狂気の戦場で見たものとは――。

原作は、武田一義による漫画『ペリリュー -楽園のゲルニカ-』。
愛らしい三頭身キャラクターでありながら、戦争という非日常をあまりにもリアルに描き出した名作である。
第46回日本漫画家協会賞優秀賞を受賞した本作が、ついにアニメーション映画として映像化される。“戦場の日常”を生きた若者たちの記録。

声の出演：板垣李光人　中村倫也　天野宏郷　藤井雄太　茂木たかまさ
　　　　　三上瑛士　他
原作　　：武田一義「ペリリュー -楽園のゲルニカ-」(白泉社・ヤングアニマルコミックス)
監督　　：久慈悟郎
脚本　　：西村ジュンジ・武田一義
制作　　：シンエイ動画×冨嶽
2025年12月5日全国公開

・映画『ペリリュー -楽園のゲルニカ-』公式サイト
https://peleliu-movie.jp/

万田発酵の取り組み

当社は、脈々と受け継いできた独自の発酵技術を活かし、健康食品分野にとどまらず、農業・スキンケア・水畜産の分野において製品を幅広く展開しています。特に植物分野においては、30年以上前から「万田酵素」の開発技術を応用した特殊肥料の製造・販売を手がけてきました。

(1) 農業分野で展開するビジネスモデル
食の安心・安全だけでなく環境への配慮にも関心が高まる中、当社は、地球の健康を考え植物性原材料を発酵・熟成させた植物用資材「健康農業のための万田酵素」を製造。この資材を使用した有機栽培や減農薬栽培を推奨し、当社指定の条件を満たした栽培を行っている生産者に万田酵素ブランドの使用を認めるビジネスモデルに取り組んでいます。
このビジネスモデルでは、出荷先の紹介を含む生産から販売までのサポート体制も整えて、生産者に対して作物の品質向上のみならず、高付加価値販売による収益向上などのメリットを生み出しつつあります。

「健康農業のための万田酵素」に関するお問合せ先はこちら

万田発酵株式会社　お客様満足室
TEL：0120-85-3181

(2)新たなチャレンジ、馬事業界
新たなチャレンジ分野として馬事業界にも進出し、競技馬・競走馬をはじめとした馬の健康維持、体調管理、パフォーマンス向上をサポートするため馬用の万田酵素を製品化。
競技馬・競走馬の育成牧場や、乗馬クラブなどの国内馬事関係者にご好評いただいており、世界中の馬の健康をサポートしていくべく、海外展開も見据えた取り組みを行っています。