地方の“距離課題”を解決 │ JAたじまが「お隣オフィス」導入

株式会社RTCテックソリューションズ(旧ギンガシステム)(本社:大阪府大阪市北区、代表取締役社長:阿久津 貴史)が提供する拠点間常時接続システム「お隣オフィス」が、兵庫県北部・但馬地域を管轄する たじま農業協同組合(JAたじま)様に導入されました。
JAたじま様は「たじまに生きる、たじまを活かす」を掲げ、地域農業と暮らしを支える総合農協です。
人口減少と人手不足が進む中、離れた拠点を少人数で運営する「一体化運営」を進めるなかで、物理的な“距離”が業務効率や判断スピードの課題となっていました。
その解決策として採用されたのが、拠点を常時つなぐコミュニケーションシステム「お隣オフィス」。
導入により、支店と営農センター間の朝礼や日常的な相談がリアルタイムで行えるようになり、現場の一体感が向上しました。
「距離に縛られないことで、協同の力はむしろ強まった」と、JAたじま 総合企画室 経営戦略課の黒田 祐介氏は語ります。
■ 地域組織の新しい運営モデルへ
導入後は、拠点間のコミュニケーションが格段にスムーズになり、
離れた現場でも同じ空間にいるような感覚で協働できるようになりました。
今後は、本支店間会議や窓口対応など、より幅広い業務で「お隣オフィス」を活用する構想も描かれています。
移動時間の削減や専門家相談の即時化により、少人数でも効率的かつ質の高い拠点運営を目指します。
JAたじま様の取り組みは、人口減少・分散化が進む地域社会において、
“距離を超える協同”を支える実践例として注目されています。
お隣オフィスとは
「お隣オフィス」は、離れた拠点やテレワーク環境を“まるで隣にいるように”拠点間常時接続システムです。
専用端末とモニターを設置するだけで、表情や雰囲気まで共有でき、支社・工場・在宅勤務間の壁をなくします。
会議の準備や接続の手間を省き、日常の相談・雑談を自然に促すことで、組織全体の一体感と生産性を高めます。

