PFAS 対策など地下水質の測定に革新をもたらす iFLUX 上陸

■欧米で導入進む iFLUX（アイフラックス）の地下水サンプリングサービス
■地下水と汚染物質の流動を把握する iFLUX サンプラーを提供
■iFLUX 本社の担当者が登壇するウェビナーを開催（2025 年 11 月 27 日）

　ジャパン・トゥエンティワン株式会社（本社：愛知県豊橋市、以下：J21）は、iFLUX 社 （iFLUX NV、本社：ベルギー）の正規代理店として地下水と汚染物質の流動を可視化する「iFLUX サンプラー」（アイフラックス・サンプラー）の販売を開始し、ホームペー ジを公開しました。
　iFLUX のサンプリング技術は、地下水と汚染物質の流動（流量／移動量）を同時に且つ 経時的に捉えることができるソリューションです。海外特許を取得した信頼性の高いデ ータの取得によって、管理区域の正確な評価を可能とし、地下水環境の保全や除染に向 けた効果的な計画立案を支援します。

　従来の瞬間的なサンプリングでは捉えるのが難しかった汚染物質を、経時的な計 測によって、地下水と汚染物質の流動（流量／移動量）をより正確に把握するこ とが可能になります。
　本製品はさまざまなサイズの観測井⼾に対応しており、多層にわたる深度で多様 な化合物を同時に測定可能＊です。有機物、⾦属・重⾦属、栄養塩類、有機化合物など、160 種類以上の成分を計測可能。そのうち 50 種類は PFAS にも対応し ています。

　iFLUX サンプラーはヨーロッパ、アメリカ、中国で特許を取得しており、ヨー ロッパでは 100 社以上の採⽤実績があります。
＊測定を行いたい成分に応じたカートリッジをご用意しています。

汚染物質の広がりと観測井戸での測定イメージ

　本リリースにあわせて、iFLUX およびジャパン・トゥエンティワン株式会社（J21）は、 「iFLUX サンプラー」の技術的特長や活用事例を紹介する iFLUX オンラインセミナーを開催します。このウェビナーでは、iFLUX 本社からマネージングディレクターである Christian Montag（クリスチャン・モンタグ）氏が登壇し、欧州での導入事例を交えな がら、iFLUX サンプラーの地下水と汚染物質の流動を定量的に捉える技術の原理と活用 方法をわかりやすく解説します。

開催日時 ： 2025 年 11 月 27 日（木）16:00〜17:00
形式 ： オンライン（Zoom）／一部録画あり
主催 ： ジャパン・トゥエンティワン株式会社（J21）
内容 ： iFLUX サンプラーの技術概要、事例紹介、Q&A
参加申込（事前登録制） ： https://info.japan21.co.jp/ifws_2510

J21 では、近年問題となっている PFAS をはじめとする⽔質汚染、経済活動や開発また不法投棄 等による環境破壊や健康被害の防⽌といった課題に対して、iFLUX サンプラーによる地下⽔サン プリング技術を⽤いて地下⽔と汚染物質の定量的な把握と効率的な保全と除染対策などを通して その解決に貢献していきたいと考えています。

iFLUX 社は、ベルギーに拠点を置く企業で、地下水と汚染物質の流動をリアルタイムで 監視・可視化する技術・サービスを提供しています。2017 年に設立され、海外特許取得 済みの地下水のサンプリングとセンシング技術を用いて、地下水と汚染物質を追跡し迅 速かつ費用効率の高い保全や浄化プロジェクトを可能にします。地下水関連の活動やト レンドによる影響を即座に検出し、具体的な洞察を提供します。
Web：https://iflux.be/

1992 年 9 月に創業し、世界中のイノベーション商材を通して社会課題を解決することを 理念に掲げ、イスラエルを中心に世界最先端のハイテク企業とパートナーシップを結 び、日本市場における技術や製品のビジネス開発と販売を行っています。主な取り扱い 製品には、自動車の後付け衝突防止補助システム「モービルアイ」、衛星画像データを 活用した水道インフラ管理・更新のための「アステラ製品」などがあります。「モビリ ティ事業」「スマートインフラ事業」「EC・ソフトウェア事業」「ヘルスケア事業」の 4 つを事業領域として展開しています。
Web：https://www.japan21.co.jp/

※ 製品名、サービス名などは一般に各社の商標または登録商標です。
※ 内容は発表日現在のものです。予告なしに変更されることがあります。

お問い合わせ先 広報担当
ジャパン・トゥエンティワン株式会社
東京都渋谷区神宮前6-19-13 J-6ビル4F TEL：03-6775-7450
Email：utilis@japan21.co.jp