農業をもっと身近に、もっとおもしろく。和歌山発・若手農家チーム「農筋(のうきん)」を応援するクラウドファンディングが始動

2025-12-17 14:46
株式会社はまさと

株式会社はまさと(本社:和歌山県、以下「はまさと」)は、和歌山県内の若手農家で構成されるチーム「農筋(のうきん)」の活動を応援するクラウドファンディングプロジェクトを、2025年12月15日より開始いたしました。

本プロジェクトは、「農業をもっと身近に、もっとおもしろく。そして農家がスターとして輝ける社会をつくる」ことを目的に、農家一人ひとりの個性や想いにスポットライトを当て、共感と応援の輪を広げていく取り組みです。

■ 農筋(のうきん)とは

「農筋(のうきん)」は、和歌山県を拠点に活動する20代〜40代の若手農家によるチームです。作る作物も、暮らす地域もそれぞれ異なりますが、「農業のイメージを変えたい」「農家の価値を、もっと正当に伝えたい」という共通の想いで集まりました。

チーム名の由来は、一見ネガティブにも使われがちな言葉「脳筋」。しかしトレーニングの世界では、何かに全力で打ち込む姿勢を称える言葉でもあります。農業や地域に本気で向き合い、没頭し続ける存在でありたい──そんな想いを込めて「農筋」と名付けました。

■ 農家を“スター”に。農業を“憧れの職業”へ

農業は、私たちの暮らしを支える欠かせない産業でありながら、「きつい・汚い・儲からない」といったイメージが先行しがちです。しかし実際には、自然と向き合い、命を育て、人の食卓を支える、誇り高く、創造性にあふれた仕事です。

農筋は考えます。 農業の未来をつくるためには、まず“農家が憧れられる存在”になることが必要だと。

スターが生まれれば、農家自身のマインドが変わる。 スターに憧れて、若い世代が農業に興味を持つ。 そして、地域の農業が次の世代へと自然につながっていく。

この循環を生み出すことこそが、農筋の目指す未来です。

■ 発信から始まった、新しい農業のかたち

農筋の活動は、和歌山のみかん農家と米農家の同級生2人が立ち上げた音声配信Podcast「農筋ラジオ」から始まりました。農業のリアルな課題や想いを率直に語る発信に共感が集まり、YouTube「農筋チャンネル」へと広がり、やがて志を同じくする仲間が集まって「農筋野球部」が結成されました。

現在は野球部にとどまらず、ゴルフ部、登山部など、それぞれの“好き”を起点にした活動も展開。仕事も遊びも全力で楽しむ姿を発信することで、「農業=楽しい」「農家ってかっこいい」という新しいイメージを体現しています。

■ クラウドファンディングについて

今回のクラウドファンディングでは、「推し農家を見つけて、応援する」という仕組みを通じて、農家と消費者がより近い関係でつながることを目指します。

支援者は、9名の農筋メンバーの中から“推し”を選び、その農家が丹精込めて育てた農産物や加工品をリターンとして受け取ることができます。支援金は各メンバーの活動資金となり、今後の発信や挑戦に活かされます。

農家を「生産者」から「応援したくなる存在」へ。 そんな新しい関係性を、このプロジェクトから広げていきます。

■ 今後のスケジュール

・2025年12月15日:クラウドファンディング開始
・2026年2月:サンクスメッセージ送付
・2026年2月〜:リターン産品発送(内容により時期が異なります)
・2026年3月:ユニフォーム・キャップ発送/決起会開催

その後も、公式戦への挑戦やイベントの様子などを随時発信していく予定です。

■ 株式会社はまさとについて

株式会社はまさとは、和歌山を拠点に、一次産業と地域の魅力を伝える取り組みを行っています。産直EC「5STAR MARCHE」の運営をはじめ、生産者の想いや背景を大切にしたプロモーションを通じて、人と地域をつなぐ役割を担っています。

本プロジェクトを通じて、農筋の挑戦、そして和歌山の農業の未来を多くの方に知っていただければ幸いです。

【クラウドファンディングページ】 https://camp-fire.jp/projects/902661/view

【本件に関するお問い合わせ】 株式会社はまさと