大阪から世界へ:箕面学園高校ラグビー部が海外留学生支援プロジェクトを始動
箕面学園高校ラグビー部(所在地:大阪府箕面市箕面7丁目7-31箕面学園、代表:廣谷和平)は、2025年4月に初の留学生を受け入れた経験を踏まえ、さらに多くの海外の若者に日本での教育とラグビーに挑戦する機会を提供するための支援プロジェクトを始動しました。2026年度の新規留学生受け入れに向け、クラウドファンディングによる資金調達を開始しています。
費用の壁を越え、才能ある若者に挑戦の場を
近年、グローバル化が進む日本社会において、スポーツを通じた国際交流の重要性が高まっています。特に2019年のラグビーワールドカップ日本大会以降、「ONE TEAM」の精神が広く浸透し、多様性を受け入れる土壌が育まれつつあります。
しかし箕面学園高校ラグビー部の現場では、海外から日本でラグビーと教育に挑戦したいという熱意を持った若者が多くいる一方で、経済的理由により夢を諦めざるを得ないケースが少なくないという現実に直面しています。
「2025年4月より初めて留学生を受け入れましたが、彼らの姿を通じて、海外にはまだまだ日本でチャレンジしたい生徒がたくさんいることを実感しました。しかし、その多くが費用面で断念せざるを得ない状況にあります」と廣谷代表は語ります。
教育とラグビーを通じた成長の場を提供
箕面学園高校では、留学生のために特別なカリキュラムを用意しています。一般クラスでの授業に加え、日本語やマナーなど日本での生活に必要なスキルを身につけられる「留学生カリキュラム」を実施。さらに週1回、公益財団法人箕面市国際交流協会の協力を得て、実践的な日本語会話の授業も行っています。
生活面では、学校から徒歩15分の「ラグビー部寮(天理教堀江分教会)」を提供。ここでは毎朝6時半からの「朝づとめ」に参加し、規則正しい集団生活を送りながら、1日3食の手作り食事が提供されるなど、留学生が安心して学業とラグビーに専念できる環境が整えられています。
現在在籍している留学生たちは、このような環境の中で日々成長を続けており、日本人生徒にとっても異なる文化背景を持つ仲間との交流は、グローバルな視野を育む貴重な機会となっています。
未来を見据えた人材育成プロジェクト
このプロジェクトの目標は、単に海外からの留学生を受け入れることだけではありません。留学生たちが高校卒業後に日本の大学へ進学し、卒業資格を取得した後、日本社会で活躍できる人材となることを視野に入れています。
「海外で夢を抱く若者たちの熱い思いを実現させる機会を提供したい。彼らは将来、日本と母国をつなぐ貴重な架け橋となります」と廣谷代表は将来像を描いています。
クラウドファンディングで集められた資金は、主に留学生の生活費やチーム活動費に充てられる予定です。支援者には、お礼のメッセージカードや動画、記念Tシャツなど、チームからの感謝の気持ちを込めたリターンも用意されています。
箕面学園高校ラグビー部について
箕面学園高校ラグビー部は、スポーツを通じた人間形成と国際的視野を持つ人材育成に力を入れています。2025年4月より初めて留学生を受け入れ、国際交流にも積極的に取り組んでいます。留学生向けのカリキュラムや寮生活を通じて、安心して学業とラグビーに専念できる環境を提供しています。
留学生たちは「留学生カリキュラム」で日本語やマナーを学び、高校卒業後は日本の大学進学を目指しています。ラグビー部の寮(天理教堀江分教会)での共同生活を通じて、規律ある生活習慣も身につけています。
【会社概要】
■名称:箕面学園高校ラグビー部
■所在地:大阪府箕面市箕面7丁目7-31箕面学園
■代表者:廣谷和平