長野市の小中学生の居場所を守る「地域クラブ」へ - 一般社団法人長野スポーツアカデミーが部活動地域移行の受け皿として活動強化
一般社団法人長野スポーツアカデミー(所在地:長野県長野市稲里町田牧450 代表:北村芳徳)は、学校部活動の地域移行という大きな転換期において、長野市の小中学生がスポーツを継続できる環境を確保するため、クラブ活動の充実と受け入れ体制の強化に取り組んでいます。この取り組みを支援するためのクラウドファンディングプロジェクト「部活動から地域クラブへ――子どもたちの挑戦を止めない。」を実施しており、子どもたちのスポーツ環境整備のための支援を広く呼びかけています。
学校部活動が消える!地域移行という社会的課題への対応
近年、教員の働き方改革や子どもたちの多様なニーズに応えるため、全国的に学校部活動から地域スポーツクラブへの移行が進められています。文部科学省は2023年度から段階的に部活動の地域移行を推進し、2025年度末までに休日の部活動の地域移行を完了させる方針を示しています。
長野市においても、この国の方針に基づき、部活動の地域移行が進められています。しかしながら、この移行過程において、これまで学校で当たり前に続けられていた活動の場が失われ、スポーツを続けたくても続けられない子どもたちが出てくるリスクが顕在化しています。特に、冬の寒さが厳しい長野地域では、適切な環境と装備がなければ活動を継続することが難しく、地域ごとの対応が急務となっています。
長野スポーツアカデミーは、2012年にバレーボールチーム「N-TECH」を母体として誕生した総合型地域スポーツクラブとして、この社会的課題に向き合い、子どもたちがスポーツを継続できる環境づくりに取り組んでいます。
長野の冬は寒いです!スポーツ環境のご相談
長野スポーツアカデミーは、現在U15男子・女子バレーボールチーム、ビーチバレーボールクラブ、男女混合バレーボールチームなど、多様なチームを運営しています。これにより、年齢や性別、技術レベルに関わらず、誰もがスポーツを楽しめる環境を提供しています。
同団体の特長は、以下の3点にあります。
- 多世代・多レベル対応: 子どもから大人まで、初心者からトップレベルまで、それぞれのニーズに合わせたきめ細やかな指導と活動機会を提供しています。
- 地域密着型の活動: 長野市を拠点に活動し、地域の特性や課題を理解した上での環境づくりを行っています。特に冬季の厳しい気候条件にも対応した練習環境の整備に力を入れています。
- 部活動地域移行の先駆け: 国の方針に先立ち、2012年から地域スポーツクラブとして活動を開始し、学校部活動の受け皿としての経験と実績を積み重ねてきました。
 今回のクラウドファンディングで集まった資金は、子どもたちの練習着購入費、寒冷地に適したベンチコートの購入費、バレーボールやボールケースなどの備品購入費、さらに施設利用料や冬場の暖房代など運営費用に活用される予定です。目標金額300,000円に対して、既に150%以上の支援が集まっており、地域からの期待の高さがうかがえます。
企業・団体概要
名称: 一般社団法人長野スポーツアカデミー(総合型地域スポーツクラブ)
設立: 2012年
代表者: 北村芳徳
所在地: 長野県長野市稲里町田牧450-44
事業内容: バレーボールを中心とした地域スポーツクラブの運営、部活動地域移行に対応した子どものスポーツ環境整備
公式サイト: https://www.nagano-sac.org/
クラウドファンディングURL: https://camp-fire.jp/projects/847056/view