梅酒の梅の実で造る「梅酒うめコンフィチュール」新発売!
11月には試食会を開催!
塩竈市で300年余続く浦霞の蔵元、株式会社佐浦(宮城県塩竈市本町2-19/代表取締役社長 佐浦 弘一)では、同社で限定販売している「純米原酒につけた浦霞の梅酒」の梅を使った「梅酒うめコンフィチュール」を、2025年10月4日(土)より販売しています。
オール宮城県産にこだわり、岩出山と蔵王の梅「白加賀」と、宮城県産米「まなむすめ」で醸した純米原酒を使い、宮城県塩釜の本社蔵で低温長期熟成を図り製造した「浦霞の梅酒」はもちろん、原料である「梅酒うめ」にも日本酒ならではの風味が活きています。その味わいをベースに、梅本来の旨みを存分に感じられるコンフィチュールに仕上げました。

「浦霞の梅酒」の梅は地元・宮城にこだわる。2.6tの梅のヘタを手作業で取る
「純米原酒につけた浦霞の梅酒」の梅は、宮城県産梅「白加賀」を100%使用。宮城県内岩出山と蔵王において減農薬で作る梅を使用しています。毎年の仕込みの梅総量は約2.6t。弊社社員が時間と労力を惜しまず、ひとつずつ丁寧にヘタを取ります。ヘタを取り除くことで、えぐみを抑え、梅本来の爽やかな風味と澄んだ味わいを引き出すことができます。


家庭では製造できない日本酒で漬けた梅酒、社内にしか出回らなかった梅の実
日本酒ベースの梅酒は清酒製造免許を持つ酒造メーカーならではのリキュールとなります。酒税法により、アルコール分20度未満の酒類を使って果実酒を作ることはできないからです。市販の日本酒はアルコール分15~17度が多いため、ご家庭で日本酒を使っての梅酒づくりは難しくなっています。
いっぽう、「浦霞の梅酒」に使用して役目を終えた梅の実は社員が家庭で使用する用途などに留まっていましたが、その味わいは社内でも好評でした。梅の実をそのまま商品化することはできませんでしたが、この美味しさを届けられないのは惜しい。この「惜しい」を「美味しい」に変えて多くの方に届けようと試行錯誤を重ね、コンフィチュールが誕生しました。
風味や口に含んだ時の触感を大切に、仕上げにこだわったコンフィチュール
梅酒から取り出した梅の実は、宮城県蔵王の加工業者・株式会社福一様にて、一つひとつ手作業で種が取られた上、形が崩れないように時間をかけて優しく煮込まれることで、梅の果実本来の風味や食感を楽しめるコンフィチュールとなっています。糖度は41度に抑えており、甘さも控えめです。
発売日当日に店頭で行った試食会では、「甘すぎず美味しい!」「酸味がちょうどよい」「果肉たっぷりで満足感がある!」「クリームチーズとの相性が良い」「アルコールがほんのり感じられて、大人のスイーツ!」「普段お酒は飲まないけれど、やさしい味わいでいくらでも食べられる!」など、嬉しいお声を多数いただきました。
古い伝統を保ちながらも新しい風を取り入れていく
地元産の原料を活かし地域性を表現した酒造り同様、浦霞はこれまでも日本酒をベースにした梅酒や、宮城県産のイチゴ・ゆず・ハーブを使ったリキュール、純米吟醸酒の酒粕を原料とした焼酎、清酒用米麹による甘酒など、宮城の風土に寄り添った新しい商品開発に取り組んできました。
今回も酒蔵ならではの副産物に新たな価値を見出し、日本酒ファンのみならず幅広い層に浦霞の魅力を届けたいと考えています。創業301年目を迎えた今も、浦霞は挑戦を続けています。
商品概要
酒蔵ならではの純米酒に漬けた梅の実から種を取り、じっくり煮詰めてコンフィチュールを製造しました。

商品名 :梅酒うめコンフィチュール
内容量 :100g
発売日 :令和7年10月4日(土)
販売価格:972円(税込)
賞味期限:製造から1年
特徴:
手作業で丁寧にヘタを取り除いた宮城県産梅「白加賀」を、純米原酒に低温でじっくり漬け込んだ「浦霞の梅酒」。その漬け込み梅の実を活用し、砂糖・水・レモン果汁を加えて、果肉が崩れないよう優しく時間をかけて煮込みました。ほのかに日本酒の香りを残しつつ、スプーンですくえる梅の果肉と爽やかな酸味が、口いっぱいに広がります。
保存方法:直射日光、高温多湿を避けて保存。開封後は要冷蔵。
アルコール分:1.7%
※お子様やお酒の弱い方、妊娠・授乳中の方、運転時などはご遠慮ください。
楽しみ方
そのままお召し上がりいただくのはもちろん、パンやヨーグルトに添えたり、クラッカーにクリームチーズと合わせたりと、多彩にお楽しみいただけます。
さらに、鶏肉料理などお料理の素材として、またパウンドケーキやマフィンなどのスイーツに加えることで、幅広いアレンジが可能です。上品で大人ならではの味わいをご堪能いただけます。

販売店
・浦霞 酒ギャラリー TEL 022-362-4165
・浦霞オンラインショップ TEL 022-365-0581
・むとう屋 松島本店 TEL 022-354-3155
・むとう屋 仙台駅店(tekuteせんだい・仙台駅1F) TEL 022-796-8815
・秋保ヴィレッジ アグリエの森 TEL 022-302-6081
・喜久水庵 泉高森本店 TEL 022-777-1371
・イオンモール新利府南館 アグリエの森 リーフマルシェ TEL 022-290-3258
※在庫切れの場合もございますので、事前にお問い合わせください。
試食会開催
当日は浦霞スタッフが店頭でご案内しますので、お気軽にお楽しみいただけます。
1.11月1日(土)店舗「浦霞 酒ギャラリー」
日時: 2025年11月1日(土)11:00~14:00
場所: 浦霞 酒ギャラリー(宮城県塩竈市本町2-19)
URL : https://www.urakasumi.com/shop/
2.11月29日(土)秋保ヴィレッジ「アグリエの森」
日時: 2025年11月29日(土)10:00~15:00
場所: 秋保ヴィレッジ「アグリエの森」(宮城県仙台市太白区茂庭字中谷地南32-1)
URL : https://akiu-village.jp/
※状況により、内容が変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。
浦霞醸造元 株式会社佐浦について
▼「株式会社佐浦」関連ページ
公式サイト : https://www.urakasumi.com/
店舗「浦霞 酒ギャラリー」: https://www.urakasumi.com/shop/
浦霞オンラインショップ : https://e-urakasumi.com/
▼公式SNS
Facebook : https://www.facebook.com/urakasumi/
Instagram: https://www.instagram.com/urakasumi_sake/
YouTube : https://www.youtube.com/@urakasumi1724
▼浦霞醸造元 株式会社佐浦について
鹽竈神社の御神酒酒屋として1724年酒造株を譲り受け創業。江戸時代後半よりは陸奥国一之宮鹽竈神社の御神酒酒屋としても、酒を醸し現在に至っています。酒蔵のある塩釜は、東京より北に約300kmの所に位置する太平洋に面した港町です。塩釜の浦は古くから景勝地としても知られ、いにしえの京都の貴族達の憧れの地であり、その美しい風情が多くの歌に詠まれています。

地域性にこだわり一般市販酒は宮城県産米を使用するとともに、大吟醸酒は山田錦などの酒造好適米を使用した最高品質の酒造りを目指しています。日本醸造協会に登録されている「きょうかい12号酵母」は弊社の醪より分離された酵母で、12号酵母発祥の蔵として「きょうかい12号酵母」を復活させた酒造りにも取り組んでいます。
会社概要
商号 : 株式会社佐浦
代表者: 代表取締役社長 佐浦 弘一
所在地: 〒985-0052 宮城県塩釜市本町2-19
設立 : 1724年
URL : https://www.urakasumi.com/


