うなぎの新たな可能性「究極のうなタンメン」をMakuakeで先行販売 一週間で100万円突破
有限会社うな勢(所在地:三重県四日市市城西町8-15、代表:市橋政季)は、伝統的なうなぎ料理の枠を超えた新たな食体験「究極のうなタンメン」を開発し、クラウドファンディングサイト「Makuake」での先行販売を開始、目標金額を大きく上回る支援を集めていることを発表しました。
10年越しの開発 賄い料理から生まれた新たなうなぎの楽しみ方
日本の食文化において重要な地位を占めるうなぎ料理。しかし近年、うなぎの資源減少や価格高騰により、一般消費者にとって「特別な日の贅沢品」としての印象が強まっています。そんな中、創業50年以上の歴史を持つうなぎ専門店「うな勢」は、より日常的に親しめるうなぎ料理の新しい形を模索してきました。
うなタンメンの開発は、同店の賄いメニューだった『うなぎラーメン』が社員から好評を博したことがきっかけでした。しかし、商品化に向けては数百回におよぶ試行錯誤を重ね、なかなか納得のいく味に到達できない日々が続いていました。
転機となったのは岐阜タンメンの社長との出会いです。この出会いを機にプロジェクトが加速し、構想から実に10年の歳月をかけて「究極のうなタンメン」が完成しました。うな勢では「うな丼」や「うな重」とは一線を画す、全く新しいうなぎの楽しみ方を多くの人に届けるべく、クラウドファンディングでの先行販売に挑戦することを決断しました。
職人技が光る贅沢なうなタンメン 1尾から1個のみ「はんすけ」を惜しみなく使用
「究極のうなタンメン」の最大の特徴は、「はんすけ」と「うなぎの骨」から丁寧に取った濃厚で深い旨味のあるダシです。このダシを基に、野菜と豚肉を炒めてから煮込むことで、それぞれの食材の旨味がスープに溶け込みます。
最も注目すべきは、1尾のうなぎからわずか1個しか取れない極めて希少な部位「はんすけ」を贅沢に使用している点です。この「はんすけ」は、うなぎ通の間では「極上の一品」と呼ばれる珍味で、一般の料理店では滅多にお目にかかれない特別な部位。うな勢では100年以上継ぎ足してきた秘伝のタレで仕上げた貴重な「はんすけ」を惜しみなく大量に使用し、タンメンの出汁に加えています。
一口食べると、海の恵みを思わせる豊かな風味が口いっぱいに広がり、うなぎ特有の甘みと香りが楽しめます。「はんすけ」と「うなぎの骨」の濃厚な旨味が溶け込んだスープは、創業50年以上のうなぎ専門店ならではの技術と経験が息づく贅沢な一杯となっています。
このユニークな商品は、Makuakeでの先行販売において一週間で100万円を超える支援金を集め、157人のサポーターから支持を得ています。うなぎという高級食材をより身近に楽しめる食のイノベーションとして注目を集めています。
会社概要
- 企業名:有限会社うな勢
- 所在地:三重県四日市市城西町8-15
- 代表者:市橋政季
- 創業:50年以上(うなぎ専門店)
- 事業内容:うなぎ料理の提供、うなぎ関連商品の開発・販売