産業用高性能3Dプリンタメーカー「Intamsys社」が Brule Inc.と正規代理店契約を締結 PEEKなどスーパーエンプラ対応の 最先端ソリューションを日本市場で本格展開
航空宇宙・自動車・医療分野などでの活用が進む高性能樹脂(PEEK,ULTEM(TM))の造形を、Bruleの充実したサポート体制のもとで提供開始。日本の製造業のDXとイノベーションを加速。
最先端の3Dプリンティング技術を提供する株式会社Brule Inc.(本社:シカゴ、イリノイ州、CEO:ダグラス・クローン、以下 Brule)は、産業用高性能3DプリンターのグローバルリーダーであるIntamsys(インテムシス)社(本社:中国・上海]、以下 Intamsys)と、この度、日本国内における正規代理店契約を締結しました。
本契約により、BruleはIntamsys社の主力製品である「FUNMAT」シリーズをはじめとする高性能3Dプリンターの販売、保守、および技術サポートを、2025年11月6日より本格的に開始いたします。

契約締結の背景と目的
近年、日本の製造業においては、部品の軽量化、高性能化、サプライチェーンの最適化、オンデマンド生産のニーズが急速に高まっています。特に航空宇宙、自動車、医療、エレクトロニクス分野では、金属に匹敵する強度や耐熱性、耐薬品性を持つPEEK(ポリエーテルエーテルケトン)やULTEM(TM)(ウルテム)といったスーパーエンジニアリングプラスチック(スーパーエンプラ)への注目が集まっています。
Intamsys社は、これらの高性能材料を安定して高精度に造形できる産業用3Dプリンターの専門メーカーです。同社の製品は、高温のチャンバー(造形室)やデュアルノズルなどの独自技術により、反りや収縮といったスーパーエンプラ特有の課題を克服し、最終製品(エンドユースパーツ)や高機能プロトタイプの製造を実現します。

Bruleは、これまで培ってきた3Dプリンティング分野における豊富な知見と、国内での手厚いカスタマーサポート体制を有しています。この度のIntamsys社との提携により、Bruleは最先端のハードウェアと自社のサポート力を融合させ、日本のお客様が抱える製造現場の課題に対し、導入から運用まで一貫したソリューションを提供してまいります。
▼本代理店契約に関する詳しい情報はこちらから
https://www.brule.co.jp/learn/3d-printing/brule-intamsys-distributor-contract.html
Intamsys社 主力製品の特長
●FUNMAT PRO 610 HT:最大500℃のノズル温度と300℃のチャンバー温度を誇るフラッグシップモデル。
PEEK、PEKK、ULTEM(TM)などの大型部品造形に対応。
●FUNMAT PRO 410 :コストパフォーマンスに優れたデュアルノズル搭載機。
PEEKからABS、PC、PA-CF(カーボンファイバー強化ナイロン)まで、多様な材料に対応可能。



Brule Inc.について
Brule Incは2006年に設立され、2023年現在、日本国内に様々なデスクトップ・インダストリアル3Dプリンティングの販売を通じてモノづくりのソリューションの提案をさせて頂いております。また2023年には東京大学と連携して3D Printing Advanced Technology Centerを開設して自社販売のものだけなく、様々な機器をご提供しております。
詳細は弊社ホームページBrule.co.jp( https://www.brule.co.jp/ )をご確認下さい。
*ニュースリリース記載の情報は発表日現在の情報であり、予告なく変更される場合があります。
Intamsys(インテムシス)は、INTAMSYS Technology Co., Ltd.の商標または登録商標です。その他すべての商標は、各所有者に帰属します。