「いけばな龍生展 植物の貌2025」11月21日~24日 渋谷で開催  会期中同時開催の <龍生展2025 プレミアムナイトツアー ~花展の夜を、贅沢に愉しむ特別ツアー~> 詳細も決定

2025-10-24 16:15
一般社団法人龍生華道会

一般社団法人龍生華道会は、2025年11月21日(金)~24日(月・振休)、渋谷ストリーム ホール(東京・渋谷)にて、いけばなの古典様式から現代いけばなの大作、くらしに息づく小さな作品まで、いけばなの現在形が通覧できる「いけばな龍生展 植物の貌2025」を開催いたします。
壁にかける花、窓辺を彩る花、柱に絡みつく花、光の中に浮かび上がる花……、様々な設定で、植物表現の可能性を探ります。
また、会期中に同時開催する<龍生展2025 プレミアムナイトツアー~花展の夜を、贅沢に愉しむ特別ツアー~>の詳細も決定いたしましたので、お知らせいたします。

2024年龍生展 家元吉村華洲作品

2024年龍生展 家元吉村華洲作品

展覧会概要

展覧会名 : いけばな龍生展(りゅうせいてん) 植物の貌(かお)2025
主催   : 龍生派(りゅうせいは)家元 吉村華洲(かしゅう) + 龍生派本部
会期   : 11月21日(金)~24日(月・振休)
       [前期11月21日(金)~22日(土)、後期11月23日(日)~24日(月・振休)]
会場   : 渋谷ストリーム ホール
       [〒150-0002 東京都渋谷区渋谷3-21-3]
       (渋谷駅C2 出口直結)
開場時間 : 10:00~18:00(22日と24日は16:30 閉場)
       *入場は閉場の30分前まで
入場料  : 1,700円(高校生以下無料)
       *前売り券1,300円
       (Peatixにて前売り券発売中 https://ryuseiten2025.peatix.com/ )
       *身体障害者手帳などをお持ちの方と、その付添者(原則1名)は無料
作品数  : 各期約100点(前後期総計約200点)(家元 吉村華洲による大作を含む)
公式サイト: https://www.shibu-ike.com

いけばな龍生展 植物の貌2025

いけばな龍生展 植物の貌2025

いけばな龍生派(りゅうせいは)

1886年、初代家元 吉村華芸(かうん)により創流。(この吉の正式表記は「土」の下に「口」の文字)
現家元は、四代 吉村華洲(かしゅう)。
いける人が手にした植物一本一本に真摯に向き合い、その「貌(かお)」を捉えて作品化する「植物の貌」の考えのもと、暮らしの中に息づくいけばなと、古典華の伝承の双方に取り組む。

○ いけばなの古典様式から現代いけばなの大作、くらしに息づく小さな作品まで、渋谷駅直結のホールで、いけばなの現在形を展覧
龍生派では近年、文化の発信地である渋谷を拠点に、いけばな展を毎年開催してきました。2025年も、渋谷駅直結の渋谷ストリーム ホールでの開催です。まさに渋谷の中心地といえるこの場所で開かれる、いけばなの流派本部が主催する大展覧会。いけばなの表現のバリエーションをお楽しみください。

○ 壁にかける花、窓辺を彩る花、柱に絡みつく花、光の中に浮かび上がる花、様々な設定で、植物表現の可能性を探ります
龍生派のいけばな展の特徴ともいえるのが、コーナー展示。壁にかけられるパネル状の作品、窓辺を彩る作品、下からの照明の光を受けて幻想的に浮かび上がる作品、そして直径30センチ・高さ2メートルの紅白2種の柱を取り掛かりにする作品など、多様な9つのコーナーが登場します。
また、そのルーツは室町時代にまで遡る「立華(りっか)」や、江戸時代に町人の間でも広がった「生花(せいか)」といった伝承の古典華も展示し、様々な手法による作品をご覧いただけます。

〈作品ラインナップ〉
龍生派 家元 吉村華洲による大作
教務局 大作
古典華(立華)
古典華(生花)
フリー作品
コーナー作品(コーナー数:9)
・光のひびか(ひかりのひびか)
― 光とともに響きはじめる 小さないけばな“ひびか” ―
・突起(とっき)
― 壁から突き出す 鮮やかな色彩の幾何学的フォルムとともに ―
・実り(みのり)
― 秋の実りが見せる 豊かな表情 ―
・トライアングルステージ(とらいあんぐるすてーじ)
― 三角のステージ上に浮かび上がる世界 ―
・レリーフ(れりーふ)
― パネルの上に描き出される いけばなのレリーフ ―
・紅白の柱(こうはくのはしら)
― 紅白の柱をよりどころに 生命感が湧きあがって ―
・アイランドテーブル(あいらんどてーぶる)
― 横長 あるいは縦長の空間に広がるいけばな ―
・窓辺(まどべ)
― 窓越しの渋谷の景色に重ねて ―
・宙のフレーム(そらのふれーむ)
― フレームとともに浮かぶいけばな ―

その他、子ども・ジュニアクラスの作品も展示いたします

○ 龍生派の理念、「植物の貌(かお)」の全てがここに
龍生派のいけばなの方法論、「植物の貌(かお)」。
三代目家元 吉村華泉(かせん)(1928-2015)が提唱したこの理念は、龍生派の基本となる重要なキーワードです。
龍生派の本部主催の一大展覧会である「龍生展」は、1957年に第1回が開催されてから長い歴史を重ねてきました。
人が、その人ならではの視線で、手にした植物に一期一会の姿勢で向き合い、表現へとつなげていく。
その姿勢こそが「植物の貌」であり、自由花、古典華のジャンルを貫いて、龍生派の基本理念となっています。
ここに展覧する作品の多様なバリエーションを通じて、そこに通底するこの考え方を、肌で感じていただけるはずです。
※吉村華泉の「吉」の正式表記は、「土」の下に「口」の文字

会期中のイベント

《体験》[龍生展2025 プレミアムナイトツアー~花展の夜を、贅沢に愉しむ特別ツアー~]
閉館後の静寂に包まれた会場で行われる、特別なナイトツアー。「いけばな龍生展 植物の貌2025」全フロアを、家元・吉村華洲と龍生派の華匠ナビゲーターがご案内します。作品解説や制作の裏話を交えながら、普段は味わえない光と静けさに満ちた展示をゆったりとご堪能いただけます。家元や華匠ナビゲーターとドリンク片手に直接語り合うQ&Aセッションも。花や作品の奥深さに触れる、貴重なひとときをお楽しみください。
(※閉場後の館内の全容をお楽しみいただくという趣旨により、会場設営・管理業務や撮影記録など作業中のスタッフもおります点、ご了承ください)

日程 :2025年11月21日(金)、23日(日)
時間 :18:00-19:30(終了時刻はおよその目安で、前後する場合があります)
参加費:10,000円
*解説は日本語で行います

お申し込み・詳細は下記のイベント予約サイトをご覧ください。
https://ryuseiten2025tour.peatix.com/

プレミアムナイトツアー(2024)

プレミアムナイトツアー(2024)

《体験》ひびかワークショップ
毎日開催 *有料
いけばなを習ったことのない方も、小さないけばな「ひびか」を気軽に体験いただけます。

《観覧》いけばなラボ
11月22日(土)、23日(日) 12:30-13:30
いけばな龍生派の本部研究会の成績優秀者が、それぞれの作品をライブで制作します。

《観覧》家元スペシャルトークイベント
11月23日(日) 14:00-15:00
家元・吉村華洲が流派の歴史を紐解くトークイベントです。

家元スペシャルトークイベント

家元スペシャルトークイベント

ワークショップの様子(2)

ワークショップの様子(2)

カフェブース

観覧中にゆっくりくつろいでいただけるカフェブースも出店。
・呑龍文庫 ももとせ
・東依(とうい)
・HACHI BAKE & CAFE

龍生展オリジナルグッズ先行販売中

今年の龍生展のメインビジュアルをもとにした、トートバッグやTシャツ、マグカップほか様々なグッズをお求めいただけます。

いけばな龍生展「植物の貌」WEB限定公式グッズ
https://suzuri.jp/ikebana_ryuseiten/

一般のお客さまからのお問い合わせ

一般社団法人龍生華道会
TEL     : 03-3268-1241(代表)
特設サイトURL: https://www.shibu-ike.com

突起を取り掛かりに(2024)

突起を取り掛かりに(2024)

窓辺にも作品を展開(2024)

窓辺にも作品を展開(2024)

展示風景(2024)

展示風景(2024)

多様なコーナー展開(2024)

多様なコーナー展開(2024)

スマホ連携で作品詳細情報も

スマホ連携で作品詳細情報も

展示風景(2024)

展示風景(2024)

レリーフ状の作品も展覧(2024)

レリーフ状の作品も展覧(2024)

会場エントランス(2024)

会場エントランス(2024)

「ひびか」特別展示(2024)

「ひびか」特別展示(2024)

歴史解説パネル(2024)

歴史解説パネル(2024)

ワークショップの様子(1)

ワークショップの様子(1)

〈カフェブース〉呑龍文庫 ももとせ

〈カフェブース〉呑龍文庫 ももとせ

〈カフェブース〉東依

〈カフェブース〉東依

会場内にカフェスペースも併設

会場内にカフェスペースも併設

イベントタイムテーブル

イベントタイムテーブル