大阪・関西万博から世界へ、舞台「火の鳥」がパリの名門劇場に舞う
バレエとパリ現代サーカスのドリームスペクタクル
バレリーナKANAMIが手掛ける舞台「火の鳥」が2025年大阪・関西万博での公演を経て、2026年にフランスの名門「シルク・ディヴェール」劇場での公演を目指すプロジェクトへの支援を呼びかけています。このプロジェクトは、バレエと現代サーカスが融合する革新的な舞台を通して「再生と希望」のメッセージを世界に発信することを目的としています。
受け継がれる夢 - 1970年大阪万博から55年
本プロジェクトは、KANAMIの祖母と母が体験した1970年の大阪万博の感動と希望がきっかけとなっています。「人類の進歩と調和」をテーマに世界中の人々が集い、未来への希望を分かち合った万博の記憶は、彼女の中にDNAとして受け継がれてきました。
KANAMIは16歳で単身海外に飛び込み、ロシアの名門ボリショイ・バレエ学校を卒業後、世界各地のカンパニーで活躍。しかし、その道のりは平坦ではありませんでした。才能の壁にぶつかり踊る意味を見失いかけた時、パリのスタジオで出会った「バーオソル」が彼女の心と身体へ大きな活力となりました。この経験から、彼女は自らの「再生と希望」の物語を「火の鳥」で表現することを決意しました。
長期にわたる厳しい審査の末、2025年大阪・関西万博では史上初となる個人エントリーでの公演が正式に決定。この軌跡はNHKの密着取材も受けており、現在大きな注目を集めています。
バレエと現代サーカスが織りなす夢の舞台

バレエ「火の鳥」は、ストラヴィンスキーの音楽に乗せて繰り広げられる1910年にパリ・オペラ座で初演、大成功を収めた作品です。従来のバレエの概念を超え、現代サーカスのエレメントを融合させることで、これまでにない舞台芸術を創造します。
地上では情熱的なバレエダンサーたちが踊り、空中ではパリの老舗サーカス劇場「シルク・ディヴェール」で活躍する本物のアーティストが天井から降りる純白のシルクを使って舞います。バレエの持つ重力と、サーカスの浮遊感が交錯する瞬間は、観客に新たな感動をもたらすことでしょう。
「自分が子供の頃に思い描いた夢の舞台にたった今、更なるチャレンジを通して、またいつか誰かの夢になれたら」とKANAMIは語ります。「肉体の限界を超えた芸術が、国境もジャンルも超えて融合する奇跡のドリームスペクタクル」というビジョンを掲げ、世界に「夢・希望」のメッセージを発信することを目指しています。
次なる舞台はパリの名門劇場へ
万博での公演を第一歩として、次なる目標は2026年パリの伝統的なサーカス劇場「シルク・ディヴェール」での凱旋公演です。バレエの本場でありサーカス文化が根付くフランスでこそ、二つの芸術が融合した舞台が真価を発揮すると考えています。
しかしこの挑戦を実現するためには大きな資金が必要となり、現在クラウドファンディングで支援を呼びかけています。
KANAMIは「このクラウドファンディングは単なる資金集めではなく、皆んなで夢を共有し『一体』となって未来を創っていきたい」という思いを込めています。支援者にはオリジナルグッズや感謝のメール、サイン入りフォトカード、KANAMI
セレクトの食品などのリターンが用意されているほか、KANAMIによるパーソナルレッスンやアフタヌーンティーなど、直接交流できる機会も設けられています。
※画像提供一部O.S.Arts ProductionCo.,Ltd
舞台「火の鳥」
- 主催:株式会社Star Wisteria
- 住所:東京都港区南青山3丁目1-36 6F
- プロジェクト詳細:https://camp-fire.jp/projects/view/