人気絵本作家と絵本専門士124名が選書した絵本で 「第6回 絵本専門士が選ぶ『逢いたい誰かに贈る絵本』フェア」を 2026年春まで展開
絵本・日本プロジェクト(会長:高橋 小織(*)・株式会社隆文堂 代表取締役会長)は、2021年の春より「絵本専門士が選ぶ『逢えない誰かに贈る絵本』フェア」を企画。毎春、全国の書店にフェア開催の提案をしてまいりました。
2021年~2022年の春に展開した「逢えない誰かに贈る絵本」を、2023年度からは「逢いたい誰かに贈る絵本」と改称し、第6回となった2025年度も同タイトルで、さらにパワーアップした企画をお届けしています。
当企画では124名の絵本専門士と、人気絵本作家のなかや みわさん、たなか ひかるさんにも絵本を選定していただいています。
(*)「高橋 小織」の「高」は正式には「はしごだか」です。
「絵本専門士が選ぶ『逢いたい誰かに贈る絵本』フェア」企画の背景
絵本・日本プロジェクトは、2010年国民読書年に「絵本を贈り、贈られる文化の創造」を目指し、結成されました。以降、出版業界の各社で働く女性社員をプロジェクトメンバーとして、地域の書店とタイアップし、地域の子どもたちが本とふれあえるイベントを毎年開催してきました。
2020年以降はコロナ禍の影響を受けてイベントは中止しましたが、このような時だからこそ、常に“つながり”を大切にして活動してきた絵本・日本プロジェクトの原点に立ち返り、絵本の知識を豊富に有する全国の「絵本専門士」(*)の協力を得て、書店店頭で展開する絵本フェアを企画・提案しています。
なお全国各地の絵本専門士は、当フェアへの協力の他にも、それぞれ独自に積極的な活動を続けています。今年は、読書週間(10月27日から11月9日)を前に、その存在と活動をより多くの業界関係者に知っていただくために、出版業界専門紙「新文化」(2025年10月2日号)に対談を掲載しています。これによって、絵本を贈りあう文化の創造により貢献できればと思っています。
(*)「絵本専門士」は国立青少年教育振興機構が実施する養成講座を修了し、絵本専門士委員会にて認定された絵本のエキスパートです。2014年のスタートから現在まで、全国で約700名が活躍しています。
「絵本専門士が選ぶ『逢いたい誰かに贈る絵本』フェア」について
第6弾となる今回のフェアには、人気絵本作家のなかや みわさん、たなか ひかるさんが選書メンバーに加わり、作家のおふたりと124名の絵本専門士の皆さんが絵本を贈りたい大切な人をそれぞれにイメージして、30冊を選びました。フェア期間中は、選書者の心のこもったコメント入りPOPが店頭に掲示されます。
フェアは2025年11月からスタートする予定で、春の参考書等の商戦が始まるまで各書店の都合にあわせて自由にお取り組みいただけます。実施時期が比較的自由で、店舗にある作品とあわせて展開でき、対象が子どもたちだけではなく幅広いため、絵本を多くの方に紹介できると好評です。
概要
企画名 : 「第6回 絵本専門士が選ぶ『逢いたい誰かに贈る絵本』」
展開期間: 2025年11月~2026年春(バレンタイン、卒業・入学ほか、別れと出会いの季節)
規模 : 選定絵本総数 30冊
全国で活躍する絵本専門士124名が選んだ26冊
絵本作家2名(なかや みわさん、たなか ひかるさん 各2冊)
企画対象: 子どもから大人まで
詳細 : https://www.jpic.or.jp/event/